でべそ(臍ヘルニア)

でべそ(臍ヘルニア)

こんなお悩みはありませんか?

  • へその形状に悩んでいる
  • 水着を着るのが恥ずかしい
  • 薄着になった時に衣服の上からでも目立つ
  • からかいの対象になった経験がある
  • おなかを見せる服が着られない
  • 自然なへその形にしたい など

でべそ(臍ヘルニア)とは?

でべそ(臍ヘルニア)とは?

正常な臍(へそ)は陥凹しているのですが、何らかの理由でこれが突出してしまうことがあります(臍突出症)。いわゆる「でべそ」で、単に皮膚が押し上げられているだけのものと、腹壁などの腹腔内容の一部が飛び出ているもの(臍ヘルニア)があります。無症状であることがほとんどですが、後者は痛みや腸の嵌頓(かんとん)を起こすリスクがあるので注意が必要です。

近年ではおなかが見える服装が増えたことで、へその形状を気にする方も増えています。当院では、形成外科的なアプローチで自然な形状への改善を目指しますので、お気軽にご相談ください。

でべそ(臍ヘルニア)の原因

先天的要因

生まれつき腹壁の筋膜が弱い、あるいはへその周囲の組織構造に問題がある場合に臍ヘルニアの症状を呈することがあります。ただし、1歳前後で自然と正常の臍窩になることが多いです。

後天的要因

以下の要因によって後天的にでべそとなることがあります。この場合は原因が消失しても改善されない場合が多く、元に戻すためには治療が必要となります。

  • 妊娠・出産による腹圧上昇
  • 肥満による腹圧上昇
  • 加齢による組織の弱化
  • 腹部手術や外傷後の傷跡の影響(臍部瘢痕ヘルニア)

でべそ(臍ヘルニア)の治療

形成外科的な技術を用いて余分な皮膚や組織を適切に切除し、自然な形状の臍窩(へその窪み)を作ります。手術は局所麻酔で行い、基本的に日帰り手術が可能です。

※症状によっては保険診療の対象となる場合があります。詳しくはご相談ください

施術の流れ

STEP1

診察・カウンセリング

専門医がへその状態を詳しく診察し、症状の程度や原因を確認します。患者様のご希望をお聞きしながら、最適な治療法をご提案いたします。保険適用の有無についてもこの際に詳しくご説明します。

STEP2

手術準備

手術当日は、まず施術部位の消毒を行います。
局所麻酔を丁寧に行い、痛みを最小限に抑えます。

STEP3

施術

余分な皮膚や組織を切除し、自然な形状のへそを形成します。必要に応じてヘルニアの修復も行います。
手術は約1時間程度です。術後の痛みや出血はほとんどありません。

STEP4

術後ケア

手術終了後は、ガーゼとテーピングによる圧迫固定を行います。
医師より術後の注意点や生活上の制限について詳しくご説明し、ご帰宅となります。

STEP5

経過観察

約1週間後に抜糸を行い、その後も2~4回程度の通院で経過を観察します。必要に応じて、傷跡のケアなども行います。

Tel.06-6251-0111