こんなお悩みはありませんか?
- 年々髪が薄くなってきた
- M字型の生え際が気になる
- 頭頂部の髪が薄い
- 抜け毛の量が増えた
- 若い頃のようなボリュームが欲しい など
AGA・FAGAとは?
AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンの影響で起こる進行性の脱毛症です。主に前頭部や頭頂部から徐々に薄毛が進行していきます。
脱毛症は男性特有のものではなく、女性にも起こることがあります(FAGA:女性型男性型脱毛症)。AGAとは症状やメカニズムが異なり、女性ホルモンが減少し、相対的に男性ホルモンの影響が強まることで発症します。症状の進行もやや異なり、FAGAでは頭部全体が徐々に薄くなっていく傾向があります。
AGA・FAGAともに進行性の疾患です。放置するとそのまま進行してしまうので、早めの対策による予防と治療をおすすめします。
AGA・FAGAの原因
ホルモンバランスの変化
AGAでは、男性ホルモンの代謝産物(DHT)が毛根に作用し、髪の成長を阻害します。男性ホルモンは女性にも存在しますが、女性ホルモン(エストロゲン)の作用によって上記の影響を受けずにいます。しかし、エストロゲンが減少するとホルモンバランスが崩れてFAGAを発症・進行させることがあります。
遺伝的要因
薄毛の傾向には強い遺伝的影響があります。これは予防できませんので、ご家族の状況から遺伝の可能性が考えられる場合には、早めの対策をおすすめします。
環境要因
以下のような要因によって、毛髪の成長サイクルが乱れることでAGA・FAGAが進行することもあります。
- ストレス
- 睡眠不足
- 栄養バランスの乱れ
- 頭皮環境の悪化(※)
(※)通常、パーマやカラーが直接影響することはほとんどありません。ただし、薬剤によっては頭皮環境を悪化させ、AGA・FAGAの遠因となることがあります
AGA・FAGAの治療
薬物療法
AGA・FAGAの治療は薬物療法が中心となります。男性と女性とでは薄毛治療に用いる治療法が異なりますので、それぞれに合わせたお薬を使用します。
AGA
フィナステリド
AGAの発症原因となるDHTの生成を抑制する内服薬です。6か月以上の継続的な服用により、薄毛の進行抑制と発毛促進が期待できます。安全性が高く、AGA治療の第一選択薬として広く使用されています。
デュタステリド
フィナステリドよりも強力なDHT抑制効果を持つ内服薬です。フィナステリドでの治療効果が不十分な場合や、より積極的な治療を希望される方に適しています。
ミノキシジル
頭皮に直接塗布する外用薬です。血行を促進し、毛包細胞に栄養と酸素を届けることで発毛を促進します。内服薬との併用で、より高い効果が期待できます。
FAGA
パントガール
毛包細胞の活性化を促し、髪の成長サイクルを正常化します。女性ホルモンのバランスを整え、頭髪の伸長を促進する効果が期待できます。副作用が少なく、長期的な服用が可能です。
頭皮ケア・生活習慣の改善
正しいシャンプーの方法や、頭皮マッサージなどで頭皮環境を整えます。同時に毛髪サイクルが乱れる原因となる生活習慣を改善することで、AGA・FAGAの進行を抑えます。
- 規則正しい生活リズム
- バランスの良い食事
- 適度な運動
- ストレス管理 など
※特にシャンプーや整髪剤などは、患者様の肌質に合ったものを使用することが大切です。お気軽にご相談ください